どうも、keitanです。
今回は、私が勤めている会社のお話です。
会社のツールとしてslackを導入するべく、社員に提案した際に起こった時のお話になります。
現在の会社のコミュニケーションツール
- line
- 電話
- メール
- グループウェア(無料)
このような感じになっています。
電話やメールは、どの会社もつかっているのでよいでしょう。
私も必要と思います。
グループウェアは、チャット機能というよりは、ファイル置き場代わりに使っていたぐらいなので正直微妙で、いままで誰も使ったことないです。
チャット機能も他のツールに比べてかなりレベルは低いです。
AWSを導入してs3を使うようになったので、もはや不要のツールになっています。
問題なのがline
これ結構知らないで業務利用している人多いかもしれませんが、調べたら結構なリスク出てきました。
lineのリスク
- アカウントの乗っ取り&不正ログイン
- 知り合いのなりすましに社内情報流出
- 誤送信
- 企業としてのログ管理
- 公私のメリハリが曖昧
一個ずつ見ていきましょう。
アカウントの乗っ取り&不正ログイン
一時期アカウントの乗っ取りや、不正ログインがたくさんありましたね。
最近はあまり聞きませんが、リスクはあります。
個人のスマートフォンならなおさらです。
知り合いのなりすましに社内情報流出
こちらも一時期多かった友人へのなりすましです。
会社の人だと思って情報を送ったら、なりすましだった!なんてことも十分にありえることです。
誤送信
身に覚えのある人・・・いますよね?
プライベートの会話を他の友人に誤送信してしまった場合は、個人のことなので知りませんが、うっかり会社の情報を間違えて、全然関係ない友人に送った場合、セキュリティ事故になります。
企業としてのログ管理
プライベートなやり取りを好き勝手に行なわれているため、誰が誰に連絡をして、どういった内容を話しているのか分かりません。
そして誰も管理もされていません。
企業としてはこの状態はいかがなものかと思います。
公私のメリハリが曖昧
個人のプライベートのスマートフォンでやり取りしているので、公私の境が曖昧になっているのが現状です。
企業としてなら、やはりハッキリ分けてセキュリティなども考えるべきだと思います。
社員を護るためにも必要なことだと考えます。
これだけのリスクがあるのを見て、ゾッ!としました。
slackを導入しようと思った経緯
- 企業に使うにふさわしくないツールを使っている
- セキュリティも利便性もslackの方が優れている
- セキュリティ的観点から公私を明確に分けたいと思った
- 現場での利用実績から採用したいと思った
上記であげた通り、lineは企業で使うにはリスクがありすぎて、ふさわしくないというのが、誰が見ても分かったと思います。
slackはセキュリティも考えられており、オーナーじゃないと出来ない権限があったり、プライベートメッセージをダウンロードするには、slackの中の人の承認が必要だったりと、企業向けのために意識した作りになっています。
他のサービスとの連携も出来て利便性は抜群です。
明確にslackは業務用、lineはプライベートと分かれるので、企業としてのツールになり、セキュリティ的にも良いと思います。
加えて配属されている現場では、slackを使っており、仕事のコミュニケーションの8割はslackで行なわれています。
日々使っていて便利なのを知っているからこそ、我が社にも導入したいなって気持ちになったわけです。
否定的な社員について
これまでリスクやらについて説明してきましたが、ここからがやっと本題ですね。
お待たせしました。
登場人物としては、Uさんという方がいまして、私がslackの提案をした際の、彼の発言が以下です。
グループウェア使えばいいのでは?
は?って感じです。
しかも、それをまともに使ったことないのに、適当な発言をしていることに驚きです。
誰も使ってないですから当然といえば当然ですが・・・
しかも、グループウェアはファイルサーバ代わりに使っていた、とりあえず的なものだったので、長く使う気はありません。
明確にはまだ決まっていませんが、awsのs3も導入していますし、いつクローズしても問題ないレベルのものです。
それを会社のメインのコミュニケーションツールに推薦してきたのは、どういうことなのでしょうか??
他の社員も???となっていました。
slackのメリットとデメリットは既に伝えてますが、やたらとメリットを聞いてきます。
しかも、グループウェアを薦める理由がこれです。
- いま使える状態にある
- 会社で見れる
はい!
slackもできます。
今回の問題は、セキュリティ的にまずいから、今後のことも考えて移行しようと言っているのに、これでは「ただ面倒だしよくわからないソフトは使いたくない」と言っている様にしか聞こえません。
U氏は「今あるものでまかなえるのでいいではないか?」とも言っています。
完全に脳死状態です。
考えることをやめています。
ジョジョ2部のカーズにでもなったのかお前は!!
その後、彼は「面倒なだけだ」ということが露見したためか、それ以降発言はしていません。
まとめ
- 組織全体を動かすのにはパワーがかなりいる
- 分からない人に対しての丁寧な説明が必要不可欠
AWS導入する際にも思ったことですが、我が社のような小さな会社でも、かなりパワーが必要なことが、今回の件でわかりました。
私は否定するのが悪いことだとは思っていません。
むしろ思っていることを素直に言ってもらいたいと思っています。
そのほうがお互いのためですし、そういう会社でありたいと思っています。
しかし、理由が「面倒」というのはどうかと思います。
この辺は、使ったことないからってのがあるのかなって感じでした。
他の社員も慣れるまでが大変そうだ!といった意見もありましたしね。
私は、より良いものに変えられるなら、それに越したことはないので、どんどんチャレンジしていきたいと考えています。
説明が不足しがちなのが今回の反省点だった気がするので、資料を作るなりして、もう少し事前準備をしてから提案してもよかったのかなと感じました。
明確に誰にでも分かるように資料を作り、再度メンバーに説明しようと思います。