フリーランスエンジニア

フリーランスの最大のメリットは自由なことだと知っていた?

こんにちわ、keitanです。

突然ですがフリーランスの一番のメリットって何かわかりますか?

  • お金が会社員より多くもらえるですか?

お金大事ですよね。。。
これがないと生活できません。家族も養えません。好きなものも買えません。

確かにお金も大事なのですが、フリーランスになることで一番のメリットは自由だということです。
すべての人にとって旨みとなるのかわかりませんが、少なくとも私はそう考えています。

今回は自由とはどういうことなのかを記事にしましたので、これからフリーランスを目指す人は参考にしてみてください。

 

フリーランスのメリット一覧

まずはフリーランスのメリットから見ていきましょう。

  • お金が会社員時代より多くもらえる可能性が非常に高い
  • 自分で好きな仕事を選べる
  • 経費が使える
  • 生活に合わせて仕事のスタイル自由に変えられる

 

お金が会社員時代より多くもらえる可能性が非常に高い

私がITエンジニアなのでそれベースでの話になりますが、中小企業会社員でエンジニアをやっている人は、フリーランスになった方がもらえる金額は間違いなく増えます。

大企業は別ですが、この業界は転職していった方が年収は上がります。
私の中小企業を渡り歩いてきた結果では、同じ会社に在籍していても年間で月5000円程度しか上がりませんでした。

年間で6万円しか増えないんです。
10年勤めても60万しか増えません。10年で年収400万円→460万円になります。
これで、ずっとその会社にいようと思うでしょうか?誰も思わないでしょうね・・・

フリーランスになることで、私は会社員時代の年収から2倍以上になりました。
たまたま、良いお客様に出会えて運が良かったのですが、フリーランスになれば少なくとも今の年収の1.5倍は望めると思います。
もし、1.5倍以上にならないのであればやらないほうがいいです。

 

自分で好きな仕事が選べる

会社員時代は、会社に言われてやりたくない仕事をやったり、行きたくない現場に会社都合で派遣常駐されたりしてましたが、フリーランスはそういったことはなくなります。
なぜなら、自分で仕事を選んで自分で単価交渉をして仕事ができるからです。

エンジニアの場合、ほとんどがお客様のところに常駐して作業することになるかと思いますが、自分がやりたい案件かつ単価を満たしているところだけ面談を受ければいいので、ミスマッチということは少なくなります。
中にはリモートで自宅から作業させてもらえる案件もあります。

 

経費が使える

フリーランスになると、仕事に関係する費用は経費として落とすことができます。
経費を積まないと、利益をそのまま確定申告することになるので、大きな税金の支払いを求められます。
例えばですが、私はこういうものを経費にしています。

  • 打ち合わせで使ったお店の飲食代
  • パソコン関係の購入代(キーボードとか)
  • 携帯やインターネット代
  • 書籍代(参考書など)

自腹で買っていることに変わりはないのですが、経費として計算することで納める税金を少なくできるメリットがあるということです。
会社員時代の時はただの自腹となりますので、この経費をうまく利用することで節税対策ができて、普段より得をすることがメリットですね。

 

生活に合わせて仕事のスタイル自由に変えられる

会社員時代はフルタイムをほぼ強制されますが、フリーランスは違います。
生活状況などによって週3だけにしたりと、状況に応じて変化した仕事をすることができます。
これが最大のメリットと私は思っていますが、詳しくは後述します。

 

フリーランスのデメリント一覧

今度はデメリットを見ていきましょう

  • 毎月のお金が安定しない可能性がある
  • 自分で営業する必要がある
  • 自分で事務手続きをする必要がある
  • 自分で確定申告をする必要がある

 

毎月のお金が安定しない可能性がある

うまくいく人ばかりではありません。
フリーランスやってみたけど年俸100万しかないという人もたくさんいます。
先月は多かったけど、今月は少なかったといった安定しない方もいます。
フリーランスになる以上、会社に守ってもらえなくなり保証もなくなるので、自分がしっかりしていないといけません。

 

自分で営業する必要がある

会社員時代は会社のネームバリューで仕事を取ってきたり、別で営業さんが存在しているので
エンジニアが自分から仕事を取ってくるケースは少なかったと思います。
しかし、フリーランスは自分しかいないので、自分が動かなければいけません。
待っていてもお金は降ってきませんので、ある程度の行動力が求められます。

 

自分で事務手続きをする必要がある

会社がやってくれていた事務手続きは自分で行う必要があります。
例えば、お客様と自分が個別に契約したとしたら、契約書にサインしたり、毎月の見積書や請求書も自分がやる必要があります。

 

自分で確定申告をする必要がある

フリーランスでは避けて通れない道ですね。
会社員時代は会社が年末調整してくれていたので、自分は何もする必要はありませんでした。
フリーランスは年末調整をしないので、自分で利益と経費を計算して確定申告する必要があります。

 

自由な働き方が最大のメリットな理由

メリットとデメリットを見てきていかがでしょうか?
私はこの中で、「お金がいい」とか、「仕事が選べる」とかではなく、「自由な働き方ができる」というのが最大のメリットだと考えています。

もちろん、お金もやりたい仕事を選ぶのも大事です。
しかし、それ以上にフリーランスというのは自由に時間を使って仕事ができるということが最大のメリットだと感じています。
もう少し、深掘りしてお話したいと思います。

 

会社員時代の自分

まずは会社員の場合で考えてみましょう。

会社にもよりますが、仮に9:00-18:00が毎日の稼働時間とします。
毎日満員電車に揺られて9:00までに出勤して18:00まで最低でも仕事をしていないといけませんよね?
会社によってはコアタイムなどを取り入れているところもあるので、全てがそうではないのですが、ほとんどはこのパターンだと思います。

仕事があまりない時でも9:00−18:00で仕事場に行かなくてはなりません。
子供が生まれても、幼稚園に預けて少ない給与のためにフルタイムで働かなくてはいけません。
幼稚園に受からなくて八方塞がりになる人だっています。
会社員とは社員であるメリット(給与や保険の保証)を受ける代わりに、そこで決められたルールを守る必要があります。

 

フリーランスになった自分

今の常駐先は10:00-19:00である案件を任されて仕事をしています。
これだけだと、上の「会社員時代と変わらないのでは?」と思われますが少し違いますので説明します。

  • 月稼働制限がない
  • 生活環境の変化に合わせて柔軟に契約変更してもらえる

 

月稼働制限がない

これは通常エンジニアであれば、「140時間−200時間の幅で稼働してもらえたら〇〇円の単価を支払いますよ」という契約をします。
つまり140時間を下回ると、その月は単価をマイナスさせられてしまうんですね。
逆に200時間を超えた分は残業代として別でもらえますが、200時間を超えたまっとうな理由がないとダメなことが多いです。

しかし私の場合、稼働制限はなしの契約とさせていただいたのです。
下限を気にした働き方をすると、本当に休みたい時に休めなくなります。
本当は休みたいのに、「
今日休むと135時間になるから5時間分単価が少なくなってしまう。」
とかなると休めないですよね?
現にそういう人を見たことがあります。

やることがないのに稼働時間のためにいなければいけないということが発生しないように、そのような契約をしていただきました。

お客様にもよりますが、フリーランスならこのような条件提示も十分可能だということです。
会社員はルールが決まっているので、そういう個別調整は基本できないでしょう。

ただし、他のメンバーとの兼ね合いもあるので、稼働時間が関係ないとはいえ、ある程度合わせた稼働状況にしています。
バランスが大事ですね。

 

生活環境に合わせて柔軟に働き方を変えられる

今回フリーランスでよかったと思えるのはこの部分です。
これまでフルタイムで契約していたのですが、稼働を落とすもしくは今の常駐先を離任するということを考えていました。

その理由はこちらです

  • 法人化の準備を進めていく必要がある
  • 4月に子供が生まれて生活環境が変わる

法人化の準備に向けて、今の常駐先に稼働はあまりかけられないと思ったため、最初に考えたのは離任でした。
また、4月に子供が生まれるということもあって、生活環境も変わるため、なおさら同時並行は難しいなという気持ちでした。

 

迷惑はかけられないので離任がいいかと思って相談したのですが、お客様側からはこのような提案をいただきました。

  • 稼働を週3に変えてもいい
  • 必要ならリモートでもいい

週3稼働については離任が難しければ提案してみようと思っていましたが、まさかリモートまで提案していただけるとは思ってませんでした。

現場リーダーの方も「フリーランスは自由な働き方ができるのが最大のメリット」だと認識してくださっていて、生活環境や仕事の働き方に合わせて動くのは当然だと言ってくださり、とても嬉しかったです。
結果として、稼働時間を減らしての継続をさせてもらうことになりました。
いつまでそれで続けるのかは状況みながらになりますが、ホッとしています。

辞めるのは簡単ですが、その後の収入についてなどは割り切っていたところもあったので、リスクは薄まりました。
数ヶ月は耐えられるぐらいの貯金はありますが、お金が減ってくると精神的によくないですからね・・・
会社員であれば、こんな体制で仕事するというのはよっぽどでなければできないのではないかと思います。
改めてフリーランスになり自由に働けていることを実感できました。

 

まとめ

フリーランスが、状況の変化に合わせて自由に働き方を変えられる素晴らしさを身をもって実感したわけですが、皆さんはどのように働いているでしょうか?
無駄な時間や残業代に頼った生活をするのから脱却して、フリーランスになって有意義な生活を送られるのを私はオススメします。